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電源・ライト

停電時に必要なものは?家庭向けチェックリスト 

そなえカルテ編集部

2026/7/26

停電対策は、照明とスマートフォン充電だけでは足りません。明かり、情報、通信、温度管理、食事、安全確認を分けて準備します。数時間で復旧する停電と、数日に及ぶ停電では必要な備えの量も変わるため、まず短時間用の備えを固め、そのうえで長期化に備えた予備を積み増す考え方が現実的です。

政府広報オンライン「災害への備え」

停電前にしておくこと

  • スマートフォン、モバイルバッテリー、ポータブル電源を満充電にしておく

  • ランタン・懐中電灯の点灯確認と予備電池の準備

  • 冷蔵庫の温度設定を下げ、保冷剤を凍らせておく

  • 浴槽に水を溜めておく(断水併発時のトイレ・生活用水用)

  • 携帯ラジオの受信確認

  • 車の燃料を早めに補給する

台風接近など事前に停電が予想できる場合は、この一覧を発生前に済ませておくと、実際の停電中にできることが増えます。

明かり

  • ランタン

  • 懐中電灯・ヘッドライト

  • 交換用乾電池

ろうそくは余震や転倒による火災の危険があるため、LED照明を中心にします。照明の選び方は懐中電灯とランタンの使い分け、必要な電池の本数は乾電池は何本備蓄すべきかで確認できます。

通信と情報

  • 充電済みのモバイルバッテリー

  • 端末に合うケーブル

  • 乾電池式ラジオ

  • 自治体・電力会社の連絡先を記した紙

  • 家族の安否確認方法

音声通話は災害時につながりにくくなることがあるため、メールや災害用伝言サービスなど複数の連絡手段を家族で決めておきます。詳しくはスマートフォンの電池を長持ちさせる方法、ラジオが必要かどうかの判断は防災ラジオは本当に必要?を参照してください。停電が長引く見込みがある家庭はポータブル電源ソーラー充電器の導入も検討します。

食事と水

  • 調理不要の食品

  • 飲料水

  • カセットコンロとガスボンベ

  • 缶切り、紙皿、ラップ

冷蔵庫は開閉を減らします。停電後の食品の安全性に不安がある場合は、見た目やにおいだけで判断せず、自治体や食品安全当局の案内に従います。水と食料の備蓄量は、1人1日3リットルの飲料水、1日3食を目安に、最低3日分・できれば1週間分を確認してください。

暑さ・寒さ

  • 夏:飲料、保冷材、電池式扇風機、遮光用品

  • 冬:重ね着、毛布、寝袋、カイロ

季節別の詳細は夏の停電対策冬の停電対策で確認できます。

家の安全

  • ブレーカーと分電盤の位置

  • 火気・電熱器具のスイッチ確認

  • 復電時の火災を抑える感震ブレーカー

  • 足元を守る靴

電線の切断や焦げ臭さがある場合は近づかず、消防・電力会社へ連絡します。

復電後に確認すること

  • 停電中に使っていた電熱器具(ストーブ、アイロンなど)の電源が入ったままになっていないか

  • 電源コードや家電に損傷、変形、焦げ跡がないか

  • 感震ブレーカーが作動している場合は、安全確認後に手動で復電させる

  • 冷蔵庫内の食品の状態を確認する

電気が急に戻ることで、破損した電気製品やコードから発火する事故が過去の大規模地震でも報告されています。復電後は家中を見回ってから、普段どおりの生活に戻してください。

よくある質問

停電は何時間くらいで復旧しますか?

原因や被害の規模によって大きく異なり、数時間で復旧することもあれば、大規模災害では数日に及ぶこともあります。短時間の停電を想定した備えに加え、3日分・1週間分の備蓄の考え方に沿って長期化にも備えておくと安心です。

エレベーターが止まった場合はどうすればよいですか?

停電中はエレベーターの利用を避け、階段を使ってください。閉じ込められた場合は非常用インターホンで連絡し、無理に扉をこじ開けないようにします。

スマートフォンと懐中電灯、どちらを優先して充電・準備すべきですか?

どちらも必要ですが、スマートフォンは連絡・情報収集、懐中電灯やランタンは生活照明と役割が異なります。ライト代わりにスマートフォンを使うと通信用の電池を消費するため、それぞれ別に備えるのが基本です。

まとめ

停電に備え、照明、通信、食事、温度、安全の5分野を点検します。季節ごとに不足品を更新し、家族全員がライトと分電盤の場所を知るようにしてください。停電前の準備と復電後の確認も忘れずに行いましょう。